税理士の受験時代③ 試験直前の思い出

こんにちは。佐賀市の堤税理士事務所です。
佐賀で税務サポートを行う今、日々の業務の中で改めて感じるのは、「税務は法律と実務の積み重ねでできている」ということです。
今回は、そんな専門知識の土台となった私自身の“税理士試験の思い出”を振り返ってみたいと思います。

基本カリキュラムから試験委員対策へ

受験生の頃、基本カリキュラムが一通り終わると、試験委員の傾向を意識した学習や、春の税制改正に対応した講義へと移っていきます。
ゴールデンウィークの時期は、ちょうどその切り替えにあたり、学習計画を見直す節目でもありました。

条文をひたすら覚える日々

税理士試験は法律資格である以上、避けて通れないのが条文理解と暗記です。
法人税科目を例にすると、受験用教材に整理された百数十ページ分の条文を、ひたすら覚えていきます。

 

本試験では、
「この問題は教材のあのページの、あの行の理論と組み合わせれば書ける」
と瞬時に思い出せるレベルまで仕上げなければなりません。

試験時間に余裕がないため、問題を見た瞬間に答案構成が浮かぶことが理想でした。

 

もちろん、どれだけ準備しても、うまくいかない日もあります。
それでも、積み重ねてきた勉強が無駄になることはありません。

試験直前に起きた“偶然”

ある年の試験3日前、ふと目に留まった模擬試験問題がありました。

不動産の売却について、売却パターン別に法人税法上の取り扱いを述べさせる問題です。

 

以前、不動産会社に勤めていたこともあり、内容が妙に印象に残ったのでしょう。

その内容が、本試験でほとんど同じ形で出題されたのです。

 

試験問題を開いた瞬間、天井から光が差したような、そんな感覚を覚えたことを今でも鮮明に思い出します。
その年、私は無事に合格することができました。

 

人生、思わぬ場面で良いことがあるものです。

おわりに

税務に携わる者として、法令の理解と継続した学習は今でも変わらず重要です。
そして、努力が実を結ぶ瞬間は必ず訪れる――そのことを、私は当時の経験から実感しています。


佐賀市の税理士として、これからも地域の皆さまの税務を丁寧に支えていきたいと思います。