法人成り

ホームページからお問合せのお客様の中には開業したての個人事業主も多くおられ、その方が数年を経て事業を軌道に乗せると、法人化(法人成りといいます)を検討することとなります。

検討に際しては税負担をシミュレートするのですが、近年は社会保険料の負担も考慮する必要があります。

 

シミュレートの結果、大抵の場合は税負担が減りそれ以上に社会保険料の負担が増えるので、トータルの負担は増すこととなります。

 

ここで、お客様の経営者としての判断は分かれてきます。

 

会社を大きくして取引先の信頼を厚くしたい、従業員をもっと増やしたいという佐賀市のお客様は法人化を選択されました。

事業を大きくするつもりはなく、純粋に税負担を避けたいだけだった佐賀県のお客様は法人化を選択されませんでした。

 

経営者の置かれている状況を考慮した上でのご判断なので、どちらの結論も正解だと思います。

社会保険料を必要コストと考えるか不要なコストと考えるかの問題ともいえるでしょう。