税理士試験の受験生時代、GWは受験教材の一般的なカリキュラムが終わり、今後始まる試験委員対策や改正税制対策までの狭間の季節だったように記憶しています。
法律資格であるため、受験する税目ごとに、数十ページから百数十ページ分の法令を丸暗記します。
本試験では、覚えた法令の〇ページ目の〇行と▲ページ目の◆行を組み合わせて、、、と、瞬間的に理論構成していく必要があります。このため、常日頃の反復練習はもちろんのこと、問題を見た瞬間のひらめきも大切なのですが、当然ひらめかない時もあるので厄介です。
ある年のことですが、試験3日前になにげなく見た模擬問題と全く同じ問題が本試験に出題されました。
問題を見た瞬間に雷に打たれたような衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。そして、その年に税理士試験に合格しました。
人生、いいこともあります。現受験生の皆様にも福音がもたらされることを願っています。