シトシトと雨が降り続きます。先週末より九州北部地方も梅雨入りしたようです。
さて、個人事業を経て法人を設立されたお客様がまず戸惑われるのは、法人税申告書の分量の多さでしょう。
所得税の申告書類は基本的に申告書2枚と青色決算書4枚の計6枚ですが、法人税の申告書類は平均で30~50枚程度。
特に資産・負債科目は、その内容を逐一、勘定科目内訳明細書という申告書の添付書類に記載することになっているため、決算作業を通じて事細かにお客様へヒアリングをする必要があります。
ヒアリングの時点で「何でそんなこと聞くの?」という表情のお客様ですが、出来上がりの申告書類を見るとその理由を納得して頂けるようです。
税理士にとっては日々作り慣れた書類であるため気に留めることもありませんが、特に初めて法人決算を迎える佐賀のお客様に対しては、申告書類の内容のご紹介など、丁寧に説明することを心掛けていきたいと思っています。