日々の業務効率化

近年の税制はますます複雑化しているように感じられる一方、コロナ給付金の申請のサポートなど、本業以外でも日々の業務は増殖していきます。

従って、従来の業務の軽減も常に考えていかなければなりません。

 

 

例えば、令和2年より年末調整の手続きを電子化することが可能となりました。

電子化のメリットは、勤務先・従業員の両方とも、作業の簡素化による事務負担の軽減を図ることとされています。

まだ堤税理士事務所の佐賀のお客様では年末調整の電子化をされている所は一件もありませんので、遅ればせながら電子化のために国税庁が発表した『年調ソフト』を使ってみました。

 

使ってみた感想としては、今まで紙ベースで行っていた作業を単に電子ベースに置き換えただけという印象で、現時点ではお客様へ勧めても劇的な効率化は図れないように感じました。

 

今は世の中が紙ベースから電子ベースへ移行する過渡期のため、このように感じるのは仕方のないことかもしれません。

将来的に社会全体の電子化が進めば、年末調整も当たり前のように電子化されることと思います。